■近世の大坂風物詩■渡辺忠司■星雲社■星雲社■2001年06月発行年月:2001年06月 ページ数:179p サイズ:単行本 ISBN:9784434010293 渡辺忠司(ワタナベタダシ)1947年愛媛県生まれ。大阪経済大学・同大学院卒。日本経済史を専攻し、近世の大坂と周辺農村の研究を進める。大学院修了後、大阪市史編纂所大阪市史料調査会主任調査員として、『新修大阪市史』の編集作業に従事する。その傍ら、大阪経済大学・立命館大学の非常勤講師を務め、現在は大阪市史料調査会主任調査員および、仏教大学・大阪大学各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 町人の都大坂の十二月(「三都」今昔物語/浪花の十二月-『画譜』とてまりうた)/2 春の街と風物詩(正月風景今昔/初午参りのころ ほか)/3 浪花の夏は祭りと地車(四ツ橋の夕涼み/地車とだいがく-忘れられた祭りの記憶 ほか)/4 浪花の食の四季(浪花の食-朝粥と宿茶と半助/春から夏へ-「半助」はどこへ行った ほか)/5 失われた町と生活の風景(「浪花八景」/『浪華百景』にみる風景 ほか) 町人の都、近世の大坂。大阪近世史研究でアブラののりきった著者が、十二月(じゅうにつき)の物語として年中行事や生活、街の風景を掘りおこし、わかりやすく描いてゆく。過ぎ去った時と風物に大阪の“いま”と“みらい”を考える手だてが見えてくる。本書は、これからの大阪を知ろうとする人へおすすめの一書。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 |