ご注文時の備考欄はご利用いただけません商品の詳細発売日: 2003年06月27日 ジャンル: クラシック組み枚数: 1発売国: InternationalHMV レビューウィーン・フィルの至宝ペーター・シュミードル、NAXOSに登場ウィーン・フィルの木管セクションの「顔」として、世界中のクラリネット愛好家が尊敬してやまないP.シュミードルの最新録音がNAXOSから発売されます。 ベートーヴェン、ブラームスのトリオにベルクの小品集、バセットホルンも加わったユニークなメンデルスゾーンのトリオと、クラリネットの妙技を存分に味わえる好選曲で、機械的なテクニックよりも音楽の心を伝えることを重視するシュミードルの至芸を心ゆくまで堪能できます。 渋みのある温雅な音色とさりげなく洒落た、粋な歌い回しはまさに純正ウィーン調で、ウラッハの再来の名に恥じない瀟洒な気品を湛えたものです。 ウィーン・フィルの奏者との共演も多い女流ピアニスト乾まどかは、息のあった神経の細やかなピアノを弾き、単なる伴奏に止まらずにしっかりと演奏全体を支え、このCDの完成度を高めています。 2002年11月に、ORFのスタッフがウィーンのORFスタジオで収録しました。オンマイク録音による生々しい音質も特筆ものです。ウィーン・フィルで活躍するアーティスト・シリーズ〜クラリネットの技巧ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調「俗歌」Op.11ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114ベルク:クラリネットとピアノのための4つの小品 Op.5メンデルスゾーン:2つのコンツェルトシュテュック〜第1番 ヘ短調 Op.113メンデルスゾーン:2つのコンツェルトシュテュック〜第2番 ニ短調 Op.114 ペーター・シュミードル(クラリネット)乾まどか(ピアノ)テオドラ・ミテヴァ(チェロ)ピエール・ピヒラー(バセット・ホルン) 演奏者プロフィールペーター シュミードル Peter Schmidlオルミュッツ(現チェコ・オルモウツ)生まれでウィーン音楽大学で学ぶ。1965年にウィーンフィルに入団し、現在首席クラリネット奏者である。乾まどか神戸生まれで東京で音楽を学んだピアニスト。ウィーン音楽院でイリエフやバティクに師事し、チッタ・ディ・ストレーザ国際ピアノ・コンクールで優勝。オーストリア、日本、スペインなどでソリストとして活躍する。1997年以降は主として室内楽活動に専念し、ウィーンフィルのメンバー、バルトロメイ、へルスベルク、シュミードル、シュトイデ達と共演する。オーストリア放送のための録音も多く、ハンプソン、フルラネット、タッディ、レイミーといった名歌手とも共演している。サルマン・ラシュディーやウンベルト・エーコといった著名な文化人による晩餐会で演奏することも多い。バルトロメイとの共演はCDとしても発売されている。テオドラ・ミテヴァ Teodora Mitevaブルガリア生まれのチェリスト。ウィーン音楽大学でアルバン・ベルク弦楽四重奏団のエルヴェンに師事、ポポフ、キューネ、シャピロ、ペレニー、ゲリンガス、ロストロポーヴィチのマスターコースも受講する。様々なコンクールに入賞し、アルバン・ベルク奨学金とカラヤンセンター奨学金を受けている。ピエール・ピヒラー(バセット-ホルン)Pierre Pichlerムール河畔のブルック(オーストリア)で生まれ、グラーツ音楽院でクラリネットを学ぶ。ウィーン音楽大学ではシュミードルの教えを受け、プリンツのマスターコースで研鑚を重ねる。しばしばウィーン国立歌劇場やウィーンフィルハーモニーのコンサートに参加している。小澤征爾、ラトル、メータ、ヤンソンス、ムーティ、アーノンクール、ブーレーズといった指揮者の下で演奏してきた。ウィーン響やウィーン放送響、マーラー室内管とも共演している。 |